【リソースの最適化】何か買わないと改善ってできない?

売り上げを上げたい・・・

そのためにはまずは集客をしないといけない・・・

何か速攻で効く『特効薬』はないか?

そんなことを思ったことはありませんか?

 

そんな『特効薬』がどうもこの世にあるみたいで、それで上手く経営改善ができたお店があると見聞きしたら、やはり手を出してみたくなったことはないでしょうか?

私がこれまで、様々な店舗経営をされているオーナー様と、経営改善に向けた取り組みをしてきた中で、そんな『特効薬』は見たことがありません。

知ってるのは、その人にだけ効く、その人にあった『漢方薬』みたいなものです。

 

漢方薬とは、西洋の薬とは違い、即効性はないと言われています。

ですが、時間をかけながらではありますが、改善に向かっていくというものです。

 

店舗を経営していく中で、何か改善に取り組む際に、「何かを購入しないと改善できない」と思う方がいます。

そうなるとさらに出費が増え、お金を稼ぐはずがお金が出ていく形になります。

リターンが見えているなら投資という意味合いで必要な場合もありますが、本当にそれが合ってるかは立ち止まって考える必要があります。

 

では何をすべきか?

 

まずは内部に目を向けて『リソースの棚卸し』です。

本当に今あるリソースでどうにかできないかを見つめることです。

 

リソース(経営資源)とは「ヒト」「モノ」「カネ」と昔から言われてますが、「情報」もそうです。

 

毎日見ているとお宝(リソース)に見えないものも、もしかしたら、他人が見たり、競合他社からするとお宝だったりすることもあります。

-具体例-

「有形財産」
ヒト・・・自分自身、従業員、協力してくれる外部の方など
モノ・・・商品、サービス、設備、備品など
カネ・・・文字通りお金ですが、資本金、経営資金、売上など

「無形財産」
情報・・・情報、時間、知的財産(特許権(発明)、実用新案権(考案)、意匠権(デザイン)、商標権(ブランド))など

 

まずは、内部のリソースに目を向けてみて、一度棚卸し(リスト化)することをお勧め致します。

お金を使うのが一番ではないことが見えてくるかもしれません。

今あるリソースを最適化することで済む場合も十分あり得ます。

 

では、なぜ、埋もれていたのか?

なぜ、使いこなせていなかったのか?

 

そういうことを考え始めると「モノ」「カネ」「情報」を使いこなせるのが「ヒト」だということに辿り着くかもしれません。

そうなると「ヒト」とは誰でしょうか?

もしかしたら、自分が変わることに意識をむけると、『行動』が変わるかもしれません。

リーダーを育成、スタッフを育成など、人を育てることが漢方薬のように時間は掛かるかもしれませんが、確実に集客数が上がり、売り上げアップにつながります。

 

まずはお宝探しから始めてみませんか?