【営業】『成功体験のリスト化』から『成功パターン』を導き出す
商談がうまくいかない…。
クロージングが中々できない…。
営業の勝率が悪い、前は良かったのに今スランプにハマってしまったかも…。
そんなお悩みを持たれた方にお尋ねします。
とはいえ、上手くいった経験もありませんか?
ビジネスの場で、失敗が多いから悩むこともありますが、
それでも上手くいって喜んだ経験はありませんか?
上手くいった時の経験を、単純に自分だけの『成功体験』と呼ぶとしましょう。
まず手始めにその日のことを具体的に思い出してみてください。
【成功体験のリスト】をつくってみましょう。
目の前に紙とペンを用意して書き出してみてください。
例えば、
・場所はどこだったか:喫茶店、社内、訪問したオフィス、どこかの現場など。
・季節や日付はいつ頃だったか:手帳を見返してみる。
・天気はどうだったか:晴れ、曇り、雨、風が強かった。
・その場に何名の人がいたか:1対1、自分が1に対して多、2対2など。
・自分の身だしなみは:服装、靴、かばん、ネクタイ、髪型、ひげ、爪、タイピン、時計など
・睡眠は十分だったか:早く起きた、遅く起きた、沢山寝たなど。
・食事は何を食べたか:商談前に何か食べたか、どこかで外食した、弁当だった、パン、米など。
まだまだあると思いますが、成功体験の日の具体的なシチュエーションや、
自分のことを出来るだけ具体的に、細かいことでも書き出してみてください。
この時点で、早い人は自分のラッキーアイテムが見つかるかもしれません。
ラッキー飯などのゲン担ぎが見つかるかもしれません。
もしこれだけで自分に自信が持てるなら、それだけでも前向きになれるかもしれません。
でも、ゲン担ぎだけでは飽きがきたり、やはりまた上手くいかなくなるかもしれません。
もう一歩踏み込んでみましょう。
・自分と相手、どっちが割合的に多く喋ったか?
・どっちが聞き役だったか?
・説明営業をしていたか?
・一生懸命、売ろうとしていなかったか?
・買ってください、契約してくださいと自分から言ったか?
・相手の表情はどうだったか?
・笑いは起きたか?
・ホスピタリティを意識したか?
などなど。
自分に向かって自問自答をしてみてください。
この辺を紙に書き出してみた時に、ある法則や自分自身の姿が見えたなら
『成功体験』から『成功パターン』を導き出せるかもしれません。
成功パターンの型は、一つではなく、いろんな形があっていいと思います。
自分に合った、自分だけの成功パターンを一つでもいいので見つけてみませんか?
一つだけでもあれば一歩前に踏み出せます。
自信が持てます。
一つの型を極めていくと、やがて『型破り』になる日がきます。
その時は次の型が見つかる時です。
進化する瞬間です。
そんな自分だけの『成功パターン』を一緒に見つけてみませんか?