【営業】ハンターとしての思考回路とは?

もしこのブログを読んでいただいているのが

営業マンの方であれば、お尋ねいたします。

 

ちょっと妄想してみてください。

ここからはイメージしながらお読みください。

 

あなたの目の前にバッファローの群れが横切ろうとしています。

あなたは最低1頭でいいので仕留める使命があります。

なぜなら背中にはお腹を空かせた今日の食料を待っている家族がいるからです。

 

 

武器は何を使ってもいいです。

どんな地形で身構えてもいいです。

自分に有利な地形や、群れが通るロケーションをイメージしてください。

 

あなたはどうやってバッファローを仕留めますか?

 

弓や、鉄砲、なんならマシンガンをぶっ放して仕留めたらどうでしょうか?

ちゃんと食べる肉はありますか?

武器も慎重に選ばないといけません。

槍を使いますか?

投げますか?刺しますか?

 

ここで【下手な鉄砲も数打ちゃ当たる】という言葉があります。

意味は下手でも手数が多ければいつかはあたるという、下手な人を馬鹿にした表現です。

 

営業が苦手な人や、上手くいかない人の特徴は

『手あたり次第アタック!』、『全員に営業をかける!』、『ローラー作戦だ!』

というのをやらないといけないと思っています。

 

数多くあたらなければ、当たりを引けないという恐怖心から

『選ぶ』ことをしないのです。取捨選択です。

 

何かを得るには何かを捨てることです。

 

全てのバッファローは狩れないです。

でも1頭なら可能性はあります。

 

もう一度バッファローを見てみましょう。

どうします?

 

今度は凄腕のハンターの動きを見てみましょう。

息をひそめて、『大きさ』、『動きの素早さ』、『どこに向かっているのか』、

『水はいつ飲むのか』、『子どもはどれだ』、『足が弱いのはどれだ』...など、

こんなことを考えていそうです。

 

『撃ってから狙う』のではなく『よく狙ってから撃つ』のです。

当たり前ですが、まず基本はコレです。

 

『撃ってから狙う』とはいきなりアポを取ったり、すぐに会おうとしたり、

商談の場を設けます。

そして、相手と会った後に、商談の後に、

「思ってたのと違った」、「聞いてた話と違う」、「まだ相手の時期が早かったみたい」

とボヤキます。会社に報告するのも嫌になってしまいますね。

 

 

相手を『観察』して『リサーチ』して、どうすれば確実に仕留めて

『家族(会社)』を喜ばせることができるか。

 

中にはバッファローに成りすまして、相手の懐に入り込んで

油断をさせるハンター(営業マン)だっています。

 

人にはそれぞれ自分にあった武器とハンティングスタイルがあります。

 

自分にあった営業スタイルを一緒に確立してみませんか?